ナンパ師に必要なものってなんだろう

この記事もまた思いつきと深夜テンションで描いてるので今度直します。

まず個人的に、ナンパ師って響きがあんまりかっこよくないと思うんですよ。誰もが知るPUAのカリスマ、ミステリーはナンパ師のことをヴィーナスアーティストと呼んでいます(今後VAって呼びます)。まさにこういうフレーム、いわゆる物の見方ってめちゃ大事だと思うんですよね。ナンパ師って言ったらただ女性を口説いてヤるだけ、そんなイメージが思い浮かびます。けど実際ナンパってそんな単純なものじゃない。ナンパは男の魅力を磨く、最も直接的な手段だと思うんです。不安を感じながらも話しかけて、拒絶されることを恐れず行動する度胸、試行錯誤を重ね続ける根気と執念、ナンパの良さは言い出すとキリがありません。まあ何が言いたいかって言うと、ナンパは恋愛の域を超えて有益なものだし、後ろめたいものじゃない。なんなら男は全員やるべきってくらい素晴らしい活動だよねってこと。いや実際さ?他の恋愛市場ってどうよ?例えば今主流(って言われてる)のマッチングアプリ。アプリに課金して、自分のイケイケの写真を載せてプロフを盛っていざ出陣!あーハズレかよ。じゃあ合コンは?これはそもそも呼ばれない男も多いし、仮に呼ばれても、せいぜい5人の候補から選んでアプローチして、高い会費だけ出して殆ど成就しない。 ←これらよりナンパが劣ってると思う?思えないよね。マジでバカらしくない?そう、だからまずはナンパのステレオタイプである、適当に話しかけて振られる痛い行為、みたいなイメージを捨てて一度本気で向き合ってみようよって話。

だいぶ話がそれて本題に入るんだけど、VAの必須スキルはなにか考えた時、大きく分けて6つあると思った。1.恋愛工学、2.進化心理学、3.SEXの技術、4.NLP、5.ファッションアンドビューティ、6管理能力。なんか変なものも混ざってるな?と思うかもしれないけど、現時点の俺にはこの6つは必須だと思ってる。

まず1つ目の恋愛工学、これは所謂ナンパ師たちにとっては実践的ではないとか、机上の空論だとか言われてるんだけど、そんなことはない。そもそもなんでこのギャップが生まれるかと言うと、恋愛工学の起源が欧米で発展して、文化と時代、更には根本的な価値目標が日本のナンパ師と合わないからだと思ってる。やっぱり向こうで主流のやり方、例えば嫉妬深い恋人オープナーだったり、男女混交のグループに話しかけたりっていうのは日本の文化的に馴染みのあるものではないし、そもそもが箱ナンパのテクニックで、ここだけ切り取っても機能しない。更には女性のレベルを数値化してて、トップレベルの女性を相手にしている手法が所謂ナンパ師たちのターゲットとストリートのフィールドとはかけ離れてるから。だからソリッドゲームのための7時間ルールだって受け入れられないし、向こうのそこそこ気合いの入った間接オープナーも機能しない。まあそんなわけで、このまま使えるわけじゃないってのが前提で、それでも学ぶ意義っていうのは、目的の違いにある。VA達はやる為だけにナンパをやってるわけじゃない。なんで師のカウンターパートがアーティストだと思う?それは、この活動を一つの芸術としてみなしているから。だから、その価値観に根付いたテクニックを学ぶのはVAにとって必須。

 

すみません。充電切れました寝ます。

12月のナンパまでの最後の準備期間

そもそも何で半年近く準備してんの?早く行動しろよと思うかもしれませんが、仕事と生活で精一杯なのと、お金がなくてナンパの為にもある程度の地盤を作ることが必須条件でした。今ではだいぶお金も溜まって、仕事中にもナンパのことを考えながらできるようになりました。

ということでいよいよ宇都宮でナンパすることになるのですが、その前にやらないといけないことが山積みです。実は俺は宇都宮に住んでいるわけではないので最寄り駅まで行って通わないといけません。しかも家から最寄りまで歩いて1時間以上余裕でかかります。バスを使うと往復料金がヤバい。自転車も持っていないのでまず自転車を買わないといけません。友人と相談してヤフオクで中古を買うと質のいいものが手に入るとアドバイスを貰いました。買った後も受け取る為に一度栃木県内のどこかに行かないといけないと思うと大変です。まあこれが地方のナンパ事情ってことですね。あ、勿論車は持ってません。車の維持費はバカになりませんからね。

俺は仕事をしているのでフィールドワークは週末の土日、もしくは日曜日だけの日程になります。家から宇都宮まで遠いのでネカフェでの宿泊、食べる物、シャワーなんかも現地で慣れておかないといけません。とりあえずこれだけやればいいと思うかもしれませんが、実は実家から服を持ってきていないので、冬服コーデを最低3種類準備しないといけません。デートのたびにこいついつも同じ服じゃんってなりますからね。更に俺は現地人じゃないので宇都宮に着いた後も街並みや人の流れ、経路の把握、ホテルの位置から逆算して近くのカフェや居酒屋などを見て回らないといけません。準即に繋げるための手頃な店やカラオケなんかも見回りが必要です。本当に目が回りますね。なんだかんだ12月から始めると言っても、結局12月中は現地での準備や、軽い声掛けをして慣れる程度が精一杯だと思ってます。

実は6月から11月の間で、yay!というチャットアプリを使って簡単な練習もしていますが、女の子たちはかっこよければいいと言っていました。勿論現場ではそれだけじゃないと思いますが、最低限見た目を気遣う為に簡単なアイメイクなんかも練習していました。ところが、yay!の女の子に実際に写真を見てもらったり、話している中で衝撃の事実を知ることになりました。俺はメイクをする時に、ファンデーションが必要なのを知らずに直でつけていました。更にクレンジングも使用していませんでした。その女の子はいろいろ教えてくれて、イエベブルベ、似ている芸能人、白玉注射の存在、おすすめのメイク用品などを教えてくれました。まずはベースメイクが必要と言われ、俺の自己流メイクはかなりボロボロだと気づきました。自信無くしましたよね。なんで、正直今の実力のメイクをしてナンパするのは気が引けてます。それと実は、俺は軽いアトピーがあって、秋になってから顔が乾燥し皮が浮いて化粧どころじゃないです。なので薬もらいに皮膚科に行かないといけないんですが、栃木県ってマジで田舎なんですよね、本当に病院が遠いんです。まあとにかく一度行けば楽になります。

見た目に関しては他にも色々やっていて、縮毛矯正をかけたり、ブラジリアンワックスを使ってムダ毛処理を試してみたりしました。お金を浮かせる為に、プロカリテという矯正剤を買って自分でやったのですが、失敗しました。次に業務用のクレスタライジングストレートという8000円ちょいするやつも試したのですが、見事に失敗しました。結局近くの夫婦経営の理髪店でやることになりましたが、ここがマジで安い、矯正に5000円もかからないんです。おそらく美容室ではなく理髪店だからだと思います。それにしても、色んな店に電話入れて検討して、理髪店で縮毛矯正だけかけるなんて我ながら変な客ですよね。まあ髪は自分で切ろうと思ってます。

まあ、こんな感じでやらないといけないことの嵐です。土曜はそのまま宇都宮にいたいと思っているので何が必要なのかある程度所持品を把握しておかないといけません。ナンパの基本として、大きなカバンを持たずにスタイリッシュでいることを意識しないといけませんが、何が必要で何が代替できるのか、実際に行って見ないとわかりませんね。

仕事の日には、休み時間を全て座学に費やしています。仕事が終われば、零時レイさんの動画を見たり、ネタの練習、オープナーとルーティンの考案、鏡を見ながら表情管理と声掛けの練習をしています。仕事中時間がもったいないので髪を伸ばしてイヤホンでもつけようかとも考えていますが、ここまで来ると病気ですね笑

休みの日はとにかく座学をしています、と言いたいところですが、毎日の努力でしんどくなり何もできない日もあります。気を引き締めていきたいですね。

それから、無事問題を解決して12月から声掛けやバウンス(連れ出し)、箱ナンパをすることになれば、簡単な小ネタを試してみようと思っています。その一つに、ミステリーのピーコックセオリーと呼ばれる特徴的なアクセサリーをつけて話題を作ったり、脈ありサインを見抜く手法や、スタイルの香水ルーティン(左右の手首に違う香りの香水をつけて、自分に合う香水を探していると言うもの)を試してみようと思っています。 ピアスやネックレス、靴なんかは賛否両論ありますが、Temuやsheinで色々買って試しました。香水に関しては、香水の館と言うサイトで手軽にお試しで買えるらしいです。少し質のいいアクセサリーを買うには3コインズがいいと聞きました。とにかく準備しないといけないことが多い。たかがナンパですが、この活動は俺にとっては自己啓発そのものです。なので本気で準備して、時には準備不足のまま行動して行かないといけません。うまくいかないこともあると思いますが、全てが糧になると信じてます。

常にナンパのことを考える毎日なので、変に専門用語を多用してしまいますが、そこは目を瞑っていただきたいです。

大体ナンパって女の子とやりたい人が、ナンパに詳しい友人や知人から教わりながらやるのが定番らしいのですが、仕事のために県外からきて半年の俺にはそんな友人もいないので12月からは一人でやることになります。ネットで探しましたが、栃木でナンパをするコミュニティは見つかりませんでした。まあ、ずっとナンパのことを考えているので、恐怖心がだんだんなくなっているんですが、実際行くとどうなるかはわかりません。それにしても、コミュ障が突然ナンパに駆り出すなんて我ながらすげーなと思います。

この半年で詰め込んだこと

この記事はちょっと適当に書くんでまた編集します。

まず、工場を辞めて俺は趣味の読書を再開しました。世界的な名作を読もうと思いました。その時に読んだのがノルウェイの森です。この小説は実は中身は相当やばい本です。そんなことは知らずに読み始めました。その本の中でながさわっていう凄い奴が出てくるんですが、そいつが主人公とバーで女を引っ掛けたりする描写がありました。こんなことできないだろと思ってましたが、これがまさに箱ナンパってやつなんですよね。次にKindleアンリミテッド期間中だった橘玲の裏道をいけ!って本を読みました。当時お金の勉強にハマっていたのでその為に読んだのですが、できれば恋愛市場をハックせよ!と言うところは読み飛ばそうかと思ってました。ですがそこは真面目な俺、ちゃんと全部読みました。その章では、世界的なナンパ師、ミステリーとスタイルの話が紹介されていました。衝撃的でした。そして、しばらくその余韻に浸って、数ヶ月後にわざわざ買い直してまたその章を読み返したんです。やっぱり凄い。参考文献を調べてその本を買いました。そして、再就職後に仕事が始まってからミステリーの口説きの経典、スタイルのザ・ゲームを読みました。口説きの経典はマジでやばいです。普通に生きていたら拾えない体系的な情報のみで構成されていました。方法論なので比較的生々しい描写はなく快適に読めました。問題なのはザ・ゲームです。これは為になりますがマジで苦痛でした。ちなみに、映画もウルフオブウォール・ストリートをみようとしましたがキツ過ぎてこれは見れてないです。そもそも俺は下ネタ系とか、恋愛系が苦手なんです。

続きはまた気が向いたら書きます。

工場山のパン君

工場で出会ったパン君は一言で言うとやばいやつでした。とにかく性欲!原動力は性欲!って人です。なんて言うか、動物に近いような人でしたね。最初会った時は控えめで、気さくな人なのかな?と思ったのですが、慣れた頃に本性を表しました。

パン君はチンパンジーみたいな人でした。誰に逆らってはいけないのか?誰を見下していいのか?を見定めるタイプだったんです。当時の俺は進化心理学等の知識がなかったので理解できなかったのですが、彼は典型的なボスザル気質な人です。そのコミュニティでのアルファメイルの座にやたら固執していました。つまりそれがNLP用語で言うパン君のフレームってワケですね。それから、新人の俺が彼のアモッギング(トップのオスの排除)の対象にされたわけです。より詳しく言うと、マウンティングとアモッギングが半々ってところだと思います。(ここら辺の解説はもう少し深く学んだらまた解釈が変わってくるかもしれません。頓珍漢に見えてもご容赦ください。)とにかく、自分が一番上なんだと思い知らせることがパン君のフレームってことです。というのも、実は俺は入社時からかなり目立っていました。俺は高校生では珍しく、TOEIC900点をとっていて、それを面接時に売りにしたこともあり、若干自慢げに話をしてしまうことがありました。さらに俺がかなりナヨナヨしていることもあってターゲットに選ばれたわけです。

聞くところによると、3年前にいた結構オラオラ系のにーちゃんとは特にトラブルもなかったようで、なんならあまり関わりがないようでした。パン君は元ヤンなこともあり、相手を見定める能力に関しては本当にピカイチみたいなんですよね。野生の感みたいなやつですかね。実際、仕事時には急に一点を見つめて、全く動かなくなったかと思えば急に効率よく動き出したりする一面もありました。他にも、職場の女性の体を触ったりセクハラをしていましたが、訴えられたりすることはありませんでした。本当にギリギリのラインがわかっている勘が鋭いタイプなんだと思います。

パン君から教わったことは本当にたくさんありました。ですが、当時の俺にはそのありがたさがわからなかったし、むしろ話をするたび、自分の価値観が全部否定されたような絶望を感じました。まあ今でも彼のやってることは最低なことだとは思いますが。そんなわけで、俺は何故か性格とは真反対のナンパをすることを決意したわけです。

あまり文字では伝わっていないと思いますが、俺はパン君に結構心に深い傷を負わされました。ですが今では感謝しています。自分を叩き直して変えてくれたと思ってます。ちょっと前までは、この傷を癒す為にナンパで結果を出さなければいけないと思っていましたが、少し考えが変わりました。傷というのはその人の生きた証です。傷を直して見えなくするよりも、むしろ傷跡を残したまま様になるようにしていこうと決意しました。俺は生粋のアニオタでしたが、かっこいいキャラクターってスカーフェイスとかありますよね、他にも戦闘で片目を失って眼帯をつけたりとか。わざと顔に傷をつけるのも違うし、怪我もしてないのに眼帯はちょっと厨二病過ぎますよね。まあ俺はそういうのも好きですが。

色々話しましたが、これが俺とパン君の物語です。

20歳前半のコミュ障がナンパ始めてみようって話

思えば生まれて20年ちょっと、女性と真剣に向き合ったことがないなと実感する出来事がありました。それは高校卒業後に3年間工場で働いてた時の話です。そこであったやばい人(名前はパン君とします)からある日、彼女いるか?と言われたんです。恥ずかしい話、これまでちゃんと付き合った女性はいませんでした。パン君からあれこれ言われ出したわけです。

ソープやパパ活マッチングアプリ等今まで関わったことのないことについて教わりました(やってはいませんでしたが)。そして働き出して2年ちょっとの時、ペットのミケが弱りだしました。俺はミケとどうしても一緒に過ごしたくて仕事を辞めることにしました。それから約一年後の2024年6月に再就職を果たすことになります。現在2024年11月6日なので、そろそろ半年が経とうとしています。実はパン君の教えに関して、俺はだいぶ気が滅入っていました。本来の自分の姿と、男としてどうあるべきか葛藤していたんです。実はこの表現も適切ではないと思っています。今はまだ言語化できません。

工場での3年間は、とにかくパン君に苦しめられてきましたが、今思えば彼が俺を暗闇から引っ張り上げてくれた人だったのかもしれません。彼にその気はないでしょうが。パン君についてはまた詳しく話そうと思います。

仕事を辞めてからの1年間にいろんな本や動画をみてナンパの世界を知りました。 同時並行で、マッチングアプリを初めて見たり、店員さんに声をかけてみようとしてみました。どれもうまくいきませんでしたが...

それ以前はナンパなんて性欲の強いチャラ男がやる物だと思っていたのでついていく女性もそういうタイプなんだと勝手にイメージしてましたが、ナンパの世界はそんな表面的なものよりももっと奥深い物だと知りました。女性を振り向かせる技術、声かけをする度胸、環境選び、積極性、自然な振る舞い、社交性、これらが全てナンパという活動に詰まっていることに感動しました。そしてそれらの技術が、まさに自分の足りなかった物だったわけです。今までの俺は、友達も彼女もいない、理想の自分も追求できないと思って燻って来たわけです。それから、まさにナンパが最強のソリューションだと気づいたんですね。

そんなわけで11月まで色々と試行錯誤を重ねて、とうとう12月に栃木の宇都宮でナンパを始めようと言うことになりました。

就職後の準備に関しては別に記載するつもりです。